村松千裕選手 2017年9月 活動報告

9月は、オーストラリアの$25,000の試合に3大会出場しました。
オーストラリアは物価が高いので、今回はほとんど自炊生活でした。自炊は、遠征では初めての経験で、慣れないことも多かったのですが、1人ではなくほかの選手と協力してすることができたので、案外楽しく、それがちょっとした息抜きにもなったと感じました。

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1週目の大会はPenrithというところで開催されました。田舎町でしたが、会場がホテルから歩いてすぐのところにあり、とても過ごしやすく感じました。結果はシングルスでベスト8でした。
先月の日本の七尾$25,000の試合から2週間の期間が空き、初戦は不安もありましたが、いつもより思い切って試合ができたと思いました。

2回戦は七尾の試合で負けたオーストラリア選手が相手でしたが、今回はリベンジすることができて、とても嬉しい勝利でした。準々決勝は200位台のオーストラリア選手と対戦し、ファイナルセットまでいき、負けてしまいましたが、ここ最近の試合では1番内容が良かったと感じることができました。

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2週目の会場は、Brithbaneで、この3週間のシングルスは予選からの出場で、本戦にあがりベスト16、ダブルスはベスト8という結果でした。シングルスは本戦にあと1人で繰り上がりだったのに入れず、がっかりはしましたが、気持ちを切り替えて、試合を沢山出来ると思って臨みました。

予選は、納得いく内容ではありませんでしたが、我慢をして戦えたことが勝ちに繋がりました。本戦は、思いきりできるという程よくリラックスした気持ちが、よいプレーに繋がったので、いい意味で、これからの新しい課題も見つかりました。
結果は、本戦の2回戦で1週目と同じ200位台の選手に、また勝利まであと少しのところで負けてしまい、2度目の敗戦は、とても悔しい気持ちが強くなりました。

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3週目はBrithbaneから車で2時間くらい離れたToowmbaという場所が会場でした。結果はシングルスベスト8でした。到着後の2日間は風雨が強く心配になりましたが、試合が始まってからは良い天気となり、安心しました。
本戦1回戦は、試合直前に相手が棄権して対戦相手が急に変わり、その影響から、序盤から硬くなってしまいましたが、何とか勝つことができました。

2回戦は、ジュニア時代から一緒に戦ってきた同期の日本選手との対決になり、やりにくさもあった中、試合中は自分のやることに集中して、自信をもって戦うことができました。

最後の準々決勝は、日本のナショナルメンバーの選手の一人との対戦でしたが、相手を苦しめられずに終わってしまったので、この敗戦を、すぐに次の日本の試合で生かせるように、来月も頑張りたいと思います。

10月は、日本の牧之原と浜松での$25,000の2大会に出場予定です。

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